luna creciente とは


2014-08-03

うまれる



今日は36℃を超える暑さでしたね。

先日撮影させていただいた方へお写真の発送をしたあとに、
武蔵野大学で自主上映会の「うまれる」をみに。

これいいよ!とオススメのご連絡をいただき、
タイミングよく休みがとれて行ってきました。

4組のご夫婦のおはなし。
子供の頃に虐待をされた経験があり、そのうえで結婚、妊娠、出産をされる方。
お腹の中でお子さんが亡くなられた方。
お子さんに重度の障がいがあって生まれてきた方。
長い間不妊治療をされてきた方。

「いのち」について考える時間でした。

赤ちゃんはこの家族を選んで生まれてきたのだということ。

イコール自分は自分の意志で選んできたということですね。

この言葉は大きく響きました。

私は自分の家族を選んできたのだなぁと思うと、考えさせられました。
18のときに逃げるように東京に出てきましたが、
気がつけば私は家族ひとりひとりの足跡をたどっています。
医学のこと、食品のこと、料理のこと、手紙のこと、福祉のこと、
木のこと、心のこと。
私の家族ひとりひとりが専門にしていることです。
それを私は自分の羽を広げるように、浅いですが学び、いろいろな人に出会い、
そして日々実践しています。
東京に出てきたのは、家族を見つめ直すためだったように思います。

写真に出会い、家族を撮るようになり、ヨガに出会い、心身のバランスを安定させ、
ゆっくりと目の前のことを受け入れられるようになりました。

「うまれる」とはなにか。
私はなぜここに生まれたのかと子供のときに歩きながら考えたことがありました。
大人になるとウンと頭を使うようになり、答えばかりを探そうとしていますが、
「女は子宮で考えることよ」と映画のなかで助産師さんがお話されていました。

お腹で感じながら、
いろんなことを経験して、
今日を精一杯生きること。
いただいた命を大切に。
母とお腹の中で交わした約束だそうです。
最近、母に聞いたことがありました。

守ってくれた母と父と兄弟に感謝しています。