luna creciente とは


2014-11-17

気づいたこと


 
だんだん冷えてきましたね。
この徐々に季節が変わる様子が好きです。
色にしたらグラデーションになりそうな。
なんてやさしいんだろう。
そんな気持ちにさせてくれるこの変化。
いきなり暑い夏から、極寒になるわけではなくて、
月の満ち欠けのように少しずつ少しずつ。

年を重ねるというのも、そんな感じなのでしょうか。
ずっと私は大事な日に雨が降るという
所謂、雨女でした。梅雨生まれだからかなと思っていたのですが。
でも、今年になり、
あるときから大事な日は見事に晴れるようになりました。
まわりからも晴れてる!!と驚かれるくらいに。
偶然なのかもしれないですが。

でも、なんとなく思い当たることがありました。
それは雨を受け入れるようになったころから変化がありました。
ずっと、雨は嫌だなと思っていたのですが、
いつからか雨の良さを探すようになり、
雨の日に出かけたりするようになりました。
屋久島に行ってからはますます雨が心地よくなりました。
木々が本当に生き生きしていたからです。
屋久島は366日雨が降るといわれるくらい、雨の多い場所。
1年365日よりも多いということですね。笑

そうか。そいうことか。
と気がついたのです。

月で言えば、見えない部分も受け止めて、
今は見えている部分が三日月のカタチだけれども、
本当は丸が月全体の姿なのだということ。

嫌だと思っていることもまるごと受け入れてみたら、
案外、うまく回り出すのではないかと思ったのです。

今はいろいろなことを、
実験中です。笑

思考は現実を作り出すという言葉をよく聞きます。
寝るときは特に、1日の出来事のなかで起きた嫌なことや、
怒っていることなどは、寝床には持ち込まないことだそうです。
昼間の意識と、夜の意識は違って、
寝ているときは何でも吸収してしまうのだそうです。
怒りや悲しみ、苦しみは朝起きてから考えること。
夜は、なるべく穏やかな気持ちで寝ることだそうです。

オススメの本は
宇野千代さんの「天風先生座談」です。
1987年に出された本ですが、これは1家に1冊あっていいと思っています。