luna creciente とは


2014-05-26

にいがた



新潟に帰りました。
東京から新幹線で2時間くらいで新潟に着きます。
私の実家はそこからさらに北上しますが、
2000メートルくらいの山が迎えてくれます。

長閑です。

子どもの頃、
母とけんかをしたときによく小さな家出をしましたが、
何もないところだったので山のふもとの倉庫の裏にいました。
久しぶりにそこも歩き、自分はここから何をみていたのだろうと
あの頃と同じ景色を眺めていました。

通った保育園の跡地にも行きましたが、とても小さく感じました。


 最近ちょっと読んだ「アドラー」という心理学者の話。
過去に起きた出来事は中立であり、そこに意味をつけるのは「自分」であるといいます。出来事そのものに原因があるのではないのです。

意味をつける自分は、環境や体調に大きく左右されます。「色めがね」で世の中を見てしまいますが、体調が悪かったり、すごく疲れていたりすると、とても濃い色めがねで出来事を見てしまうのだと思います。

私も引っ越しや仕事が重なってとても疲れていました。
サングラスのような濃い色めがねで、家族を見ていました。
母も日頃の愚痴を私にこぼしたかったようですが、ちゃんと受け止められず
帰ってきてから反省しました。



6月は少し時間を作って
雨を眺めるようにゆっくりしたいと思います。


この写真は保育園のときの裏庭ですが、この小さな山が私が初めて登った山です。笑