luna creciente とは


2014-05-23

福祉のしごと



 出会いはヨガでした。
障がいのある人たちと一緒にやったヨガをきっかけに、
もう少し中で仕事をしたいなと思い、
前に住んでいた練馬区の福祉施設に週に2回ほど通っています。

いつも元気なあいさつからはじまって、気持ちがいいです。
最近は施設の仕事で履く靴が真っ白なので、
みんなに好きな絵を描いてもらいました。
お気に入りです。見る度に元気になります。

今年の3月に鹿児島のしょうぶ学園に行きました。
芸術活動にとても力を入れている場所で、
すばらしい環境でした。
(後ほど、このお話も書きますね。)
私たちは何かをつくることで、生き生きするのだなと
実感しました。
どんなことでもいいのだと思います。
料理が得意な人は、休みの日のご飯をゆっくり作るでもいいし、
パソコンが得意な人は、おもしろいホームページを作るでもいいし、
少しの時間でも何かに黙々と携われることがあると、
「楽しい」という気持ちが生まれるのだと思いました。

よく写真とヨガと福祉といろいろやっているけれど、
何がしたいの?とか
大変じゃない?とか聞かれます。
このような働き方に、男女で意見が分かれたりもします。
1本に絞らないと成功しないとのご意見もいただきます。

でも、私は思うのです。
未来にある漠然とした成功よりも、
今自分が笑って、心から幸せだと思う毎日の方が
大事なのではないかと。
何をもって成功というのか。

1つ1つを丁寧に、そして自分の気持ちに素直に、
あいさつをして、精一杯生きることこそ
大きな意味での成功だと思います。

全ては相手があっての世の中です。

そのことを教えていただいたのが、この福祉のしごとです。
これからも自分がもっている写真やヨガのツールを使い、
みなさんと一緒に活動していきます。